前編では「Fire TV Stick」のセットアップまでをお届けしたが、後編ではリモコンの音声認識機能を中心に、「Fire TV Stick」の実際の操作性や使い勝手をみていこう。
設定だけで結構長くなってしまったが、ここからが本番だ。起動したら、まずは基本的な使い方を解説してくれるお兄さんがアニメで現れるが、これは「設定」から再度見ることができるので、聞き流しても飛ばしてしまってもかまわない。あとはリモコンで見たいモノ、遊びたいモノをサクサク選ぶだけ。
筆者は動画配信サービスを楽しむためにFire TV Stickを購入したわけだが(前編参照)、Fire TV Stick自体は、Amazonが提供するゲームアプリや音楽コンテンツなどにも対応している(これには11月18日にサービスが開始されたばかりの「Amazon Prime Music」も含まれる)が、ひとまず今回は、動画配信サービスをメインに紹介していく。
セットアップが終了したFire TV Stickの画面は、縦スクロールで「ホーム」や「映画」、「設定」といった項目、横スクロールで各項目内のコンテンツが表示される。
「ホーム」画面では、最近楽しんだコンテンツや、それらから導き出された「関連作」、アプリやゲームの「注目タイトル」など、使用中のアカウントユーザーに向けてカスタマイズされたコンテンツや、Amazonによるオススメ作品などがずらりと並ぶ。
このほか、用意されている項目は、Amazonビデオで配信されている映画やTV番組などの映像作品が選択できる「映画」「TV番組」、プライム会員向け動画を無料再生できる「プライム・ビデオ」、対応アプリをダウンロードして遊ぶ「ゲーム」や「アプリ」、音楽が聴取できる「ミュージック」、Amazon Cloud Drive内の写真が表示できる「写真」など。好きなモノを自由に選ぶことができる。映像コンテンツに関しては、そのまま購入やレンタルも可能だ。