米Intelはこのほど、2015年第3四半期決算を発表した。売上高は145億ドルで、前年同期と比べてほぼ横ばい、営業利益は8%減の42億ドル、純利益は6%減の31億ドル、1株当たりの利益は3%減の64セントだった。
PCやタブレット、スマートフォン向けのプラットフォームを提供するクライアント・コンピューティング事業本部の売上高は85億ドルで、"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサの投入により、2015年第2四半期と比較して13%増となった一方、前年同期比7%減で、依然としてPC市場の停滞感を示している。
このほか、データセンター事業本部の売上高は前期比8%、前年同期比12%増の41億ドル、IoT(Internet of Things)事業本部は前期比4%、前年同期比10%増の5億8,100万ドル、ソフトウェア&サービス事業部門は前期比4%、前年同期比横ばいの5億5,600万ドルとなった。
なお、Intelでは2015年第4四半期の見通しとして、売上高を148億ドル±5億ドルと予測している。