リンクスインターナショナルは29日、ENERMAX製のサイドフロータイプの空冷CPUクーラー「ETS-T40F-TB」、「ETS-T40F-BK」、「ETS-T40F-W」、「ETS-T40F-RF」の4モデルを発表した。8月5日より発売する。店頭予想価格は「ETS-T40F-TB」が4,480円前後、「ETS-T40F-BK」が5,980円前後、「ETS-T40F-W」が6,480円前後、「ETS-T40F-RF」が5,480円前後。

ETS-T40F-BK

ETS-T40F-W

ETS-T40F-TB

「ETS-T40F-TB」は、Skylakeの開発コード名で知られるIntel第6世代Core対応の空冷CPUクーラー。サイドフロー方式を採用しスリムデザインとすることで、メモリとの干渉を防いでいる。フラップ形状のVEF(Vacuum Effect)フィンを直径6mmのヒートパイプ×4本で支え、ヒートパイプはCPUコアとのダイレクトタッチ方式なので熱伝導効率も高い。

52枚のアルミニウムフィンすべてにVGF(Vortex generator flow)加工を施し、ヒートパイプ背面の無風領域に空気を取り込むことで、ヒートシンク内のホットスポットをなくし冷却効果を高めている。搭載ファンは120mmで、回転数は800~1,800rpm。

本体サイズはW126×D67.9×H161.7mm、重量は約460g(ファンを含む)。対応CPUソケットは、Intel LGA 1150/ 1151 /1155 / 1156 / 1366 / 2011 / 2011-V3、AMD Socket AM2 / AM2+ / AM3 / AM3+ / FM1 / FM2 / FM2+。

ETS-T40F-BK

「ETS-T40F-BK」は、ヒートパイプと放熱フィンにTCC熱伝導性コーティングを施したモデル。無塗装時と比較して約13%の冷却効果が見込めるとしている。経年劣化によるヒートシンクの腐食を防ぐ効果もある。搭載はファンはBlue LEDでの発光機能を搭載。そのほかの仕様は「ETS-T40F-TB」とほぼ共通。

ETS-T40F-W

「ETS-T40F-W」は、120mmファンを2基搭載するモデル。回転範囲を3段階で調整可能になっており、回転範囲は800~1,500rpm(ウルトラサイレント)、800~1,800rpm(サイレント)、800~2,200rpm(パフォーマンス)の3つのモードを選択できる。ファンにはWhite LEDの発光機能も搭載。そのほかの仕様は「ETS-T40F-TB」とほぼ共通。本体サイズはW126×D95.8×H161.7mm、重量は約460g(ファン1つを含む)。

ETS-T40F-RF

「ETS-T40F-RF」は、ラウンドフレーム設計によるコンパクトきょう体に140mmファン1基を搭載するモデル。ファンの回転速度は500~1,200rpmと低回転で静音性にも優れる。そのほかの仕様は「ETS-T40F-TB」とほぼ共通。本体サイズはW140×D67×H165.5mm、重量は約460g(ファンを含む)。