東芝セミコンダクター&ストレージ社は22日、同社のクラウド向け3.5インチ大容量HDD「MC04ACA」シリーズの新モデルとして、容量6TBの「MC04ACA600E」の製品化を発表した。8月にサンプル出荷を開始する。
「MC04ACA」シリーズは、クラウドシステムで使われる大規模ディスクアレイに適した、エンタープライズ向けの大容量HDD。現在、2TB / 3TB / 4TB / 5TBの4モデルを提供しているが、新たに6TBモデルを製品化した。
ホスト側セクタ長が512B、ディスク側セクタ長が4,096B、バッファサイズが128MB、回転数が7,200rpm、平均回転待ち時間が4.17ms、リード/ライト時の消費電力が11.3W、ローパワーアイドル時の消費電力(Typ.)が6.0W。
インタフェースはSATA3.0(6Gbps)対応で、データ最大連続転送速度は170MiB/s。年間180TBのデータ転送が可能という。
本体サイズはW101.6×D147×H26.1mm、重量は最大770g。