マウスコンピューターは17日、Windows Phoneデバイス「MADOSMA Q501」の翌日発売を控え、都内で製品説明会を開催した。MADOSMAは、2011年8月に発売したWindows Phone 7.5デバイス「IS12T」から数えて4年ぶりの国内発Windows Phoneデバイスとなる。会場には多くの記者が集まり、会場に展示したMADOSMAに注目していた。
窓を通して人とPCをつなげる「MADOSMA」
登壇したマウスコンピューター小松永門社長は「MADOSMA」というブランド名について、「『人とPCはもっと近づける、窓を通してつなげていく』という思いを込めた」と説明した。
そもそもマウスコンピューターはPCや周辺機器の開発・製造・販売を中核とする企業である。その同社が「なぜWindows Phoneデバイス?」と首をかしげる読者は少なくないだろう。小松社長はMADOSMAをリリースする理由として、現在のWindows市場について説明した。
日本マイクロソフト調査によれば、2015年の国内デバイス売り上げ予測として、PCは1,150万台、タブレットは950万台、スマートフォンは3,200万台としている。PCとタブレットを足してもおよばないスマートフォンが巨大な市場となるのは火を見るより明らかだ。