CFD販売は22日、GIGABYTE製のグラフィックスカードの新モデルとして、NVIDIAの最新GPU「NVIDIA GeForce GTX 960」搭載モデル4機種を発表した。すべて動作クロックを引き上げたオーバークロック仕様のモデルで、1月23日に発売する。店頭予想価格は税別27,980円前後から。

「NVIDIA GeForce GTX 960」は、第2世代Maxwellアーキテクチャの特徴である高い電力効率を備えた、ミドルレンジGPU。4K解像度でゲームをレンダリングして、実際に使っているディスプレイ解像度にダウンスケールすることで、細部の描画を向上させる「Dynamic Super Resolution(DSR)」や、負荷を抑えつつサンプル数の多いアンチエイリアスと同等の品質を実現するアンチエイリアス技術となる「MFAA」(Multi Frame sampled Anti-Aliasing)といった技術に対応する。

GV-N960G1 GAMING-2GD

GV-N960G1 GAMING-2GD

GV-N960G1 GAMING-2GDは、ベースクロックが1,241MHz、ブーストクロックが1304MHzとリファレンススペックから、動作クロックを大幅に引き上げたスーパーオーバークロック仕様のモデル。店頭予想価格は税別31,980円前後。

GIGABYTE独自の品質基準である「Ultra Durable VGA」に準拠し、PCBの銅内層を通常の倍にすることでGPUとメモリを効果的に冷却するほか、ノイズおよび電圧リップルを低減し、高いオーバークロック性能を確保する。また、電気回路のインピーダンスを低減することで、電力効率が向上するという。

このほか、3連ファンを搭載した独自クーラー「WINDFORCE 3X」は、銅製ヒートパイプと組み合わせて冷却性能を強化した。

主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、ベースクロックが1241MHz、ブーストクロックが1304MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン×2。

GV-N960WF2OC-2GD

GV-N960WF2OC-2GD

GV-N960WF2OC-2GDは、ベースクロックを1,216MHz、ブーストクロックを1279MHzに引き上げたモデル。店頭予想価格は税別29,980円前後。

GV-N960G1 GAMING-2GDと同様に「Ultra Durable VGA」に準拠。2連ファンを備えた独自クーラー「WINDFORCE 2X」を搭載する。一定温度および負荷条件によっては、ファンを停止し、無音での動作となる機能も利用できる。

主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、ベースクロックが1216MHz、ブーストクロックが1279MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン×2。

GV-N960WF2OC-2GD-GA

GV-N960WF2OC-2GD-GA

GV-N960WF2OC-2GD-GAは、上記GV-N960WF2OC-2GDにPC版「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」のゲームクーポンがバンドルされたモデル。仕様などは同一。店頭予想価格は税別29,980円前後。

GV-N960IXOC-2GD

GV-N960IXOC-2GD

GV-N960IXOC-2GDは、Mini-ITXサイズのPCへの搭載も考慮した長さ170mmのショート基板モデル。店頭予想価格は税別27,980円前後。

主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、ベースクロックが1165MHz、ブーストクロックが1228MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。