iPhoneからAndroidスマホ、AndroidスマホからiPhoneに機種変更した人はいるだろうか。そうしたユーザーたちは、それぞれの違いをどのように感じているのか。AndroidスマホからiPhoneに変更したマイナビニュース会員304人を対象にアンケートを実施した。

使いやすいし、カッコイイ!

AndroidスマホからiPhoneに機種変更したユーザーに、変更して良かった点を聞いてみた。

AndroidからiPhoneに変えてよかった点はどこですか? (複数回答)

最も多かったのは同数で、「使いやすい」と「デザインが良い」という回答。304人中40.1%となる122人が回答した。iPhoneといえば、説明書を読まなくても使えるシンプルな設計が強みだ。筆者もAndroid(Xperia arc)からiPhone 5sに機種変更したのだが、最初こそ戸惑ったものの、すぐに使い方に慣れiPhoneライフを楽しめるようになった。スマホ初心者から上級者まで使えるのもiPhoneの魅力だと思う。

「デザイン」についても、Appleブランドの影響も手伝ってスタイリッシュでスマートに見える。洗練されたイメージのあるiPhoneのデザインに満足しているユーザーが多いのも納得できる。

次に多かったのは、「欲しいアプリが多い」(108人、35.5%)という回答。実はアプリ数自体は、iPhoneもAndroidもあまり変わらない。Appleが毎年行っている開発者向けイベントWWDC 2014の基調講演にて、約120万のアプリが存在するとアナウンスがあった。AndroidもWWDC 2014と同時期にGoogle Play上に存在したアプリの数は約120万(AppBrain調べ)。ただ、iPhoneにしか対応していないアプリも多いため、「欲しいアプリが多い」と回答した人が多いのだろう。

続いて、「操作性が良い」(63人、20.7%)。これについては、上記したとおりシンプルなユーザーインターフェースや、簡単な設定画面など複雑でないところが評価された結果だと思う。

「その他」(18人、5.9%)と回答した人の意見は、「周りにiPhoneを使っている人が多く、情報を共有できる」という、人気のiPhoneならではの意見や、「ケースが豊富」といった意見もあった。

総合すると、Androidユーザーでも比較的慣れるのに時間がかからない操作性や、ユーザーが多いことで情報が共有できたり、ケース類の品揃えが豊富というところが、変更して良かった点のようだ。9月には新型iPhoneが発売されると噂だが、AndroidからiPhoneへ乗り換えるユーザーがどのくらいいるか注目したいと思う。

調査時期:2014年7月16日~2014年8月25日
調査対象:AndroidスマートフォンからiPhoneに機種変更したマイナビニュース会員
調査数:304件
調査方法:インターネットログイン式アンケート

(記事提供: AndroWire編集部)