ディラックは4日、台湾Lian Li製のPCケースとして、拡張性の高い「PC-V2130」シリーズと机の引き出しのような「DK」シリーズの2モデルを発表した。7月15日より発売する。店頭予想価格(税別)は68,800円前後より。
PC-V2130シリーズ
「PC-V2130」シリーズは、拡張性に優れたPCケース。シルバー / ブラック / フルブラック+アクリルウィンドウの3モデルを用意する。店頭予想価格(税別)はブラック / シルバーが68,800円前後、フルブラック+アクリルウィンドウが78,800円前後。
フロントドアパネルデザインを採用し、サイドパネル部にワンタッチロックシステムと防音シートを搭載。標準搭載ファンは、前面に140mm×2基、背面に120mm×1基、底面に140mm×2基。オプションで上面に120mm(140mm)×2基を搭載可能。
搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×4基、内部3.5インチベイ×11基(内部2.5インチベイと排他仕様)、内部2.5インチベイ×15基(11基は内部3.5インチベイと排他仕様)。2段目から4段目までの5.25インチベイは取り外しが可能。S.B.S(Suspension Bay System)対応なので、ストレージの取り付け / 取り外しが簡単に行える。
主な仕様は、拡張スロット数が10基、拡張カードスペースが最大480mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さは最大180mmまで、搭載できる電源の奥行きは200mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×4基、USB 2.0×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW237×D625×H640mm。対応フォームファクタはHPTX / E-ATX / ATX / マイクロATX。
DKシリーズ
「DK-01X」は、机でいうところの引き出し部分がPCのシステム部になっているPCケース。横幅が900mmで、店頭予想価格(税別)は135,000円前後。
机としても使用でき、キーボードトレイとヘッドホンラックを装備。強化ガラスの天板を採用することでシステム構成を見渡せる。標準搭載ファンは120mm×7基。搭載ベイ数は、5.25インチスリムベイ×1基、内部3.5インチベイ×10基、内部2.5インチベイ×1基(5.25インチスリムベイと排他仕様)。
主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大400mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さは最大175mmまで、搭載できる電源の奥行きは400mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×4基、オーディオ入出力。本体サイズはW900×D600×H805~835mm、重量は26kg。対応フォームファクタはHPTX / ATX / マイクロATX。
「DK-02X」は、1つの本体にHPTX / ATX / マイクロATXと、Mini-ITXの2つのシステムを内蔵できるモデル。横幅は1,200mmで、店頭予想価格(税別)は170,000円前後。基本仕様は「DK-01X」とほぼ共通。横幅が広くなったスペースにMini-ITX部分を搭載している。
HPTX / ATX / マイクロATX部分の主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大400mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さは最大175mmまで、搭載できる電源の奥行きは400mmまで。Mini-ITX部分は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが最大300mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さは最大175mmまで、搭載できる電源の奥行きは160mmまで。
共通の仕様は、標準搭載ファン数が120mm×8基、外部インタフェース類がUSB 3.0×4基、オーディオ入出力。本体サイズはW1,250×D600×H805~835mm、重量は45kg。