「第3のOS」として知られ、着実に端末ラインナップや導入市場を拡大しているFirefox OS。スペイン・バルセロナで開催中のMobile World Congress 2014に合わせて、現状を説明するイベントが開催された。その中で、キャリアとして参画するKDDI、コンテンツプロバイダーとしてアプリを提供する楽天やリクルートの担当者が記者たちの質問に答えた。
Firefox OSは、2013年2月に第1弾の端末が発表されて以来、3モデルが登場し、現時点では北米、南米、欧州の15の市場で販売されている。今回、さらにZTEから「ZTE OPEN II」「ZTE OPEN C」、ALCATEL OneTouchから「FIRE C」「FIRE E」「FIRE S」「FIRE 7」、Huaweiから「Y300」という新モデルが発表された。
また、パナソニックがFirefox OSを搭載したスマートテレビの提供予定をすでに発表しているほか、VIAのタブレット、Foxconnのスマートウォッチも登場予定となっている。2014年には中米、アフリカ、ロシア、アジアの各地域でも展開予定で、順調に拡大していく計画だ。
さらなる拡大に向けて、リファレンス端末の「Flame」を提供する。