2月13日から16日まで神奈川県・横浜市のパシフィコ横浜で開催された「CP+2014」。ハッセルブラッドはプロ用カメラメーカーであるが、近年ではコンシューマ向けの製品も手がけるようになっている。

ハッセルブラッドブース

ハッセルブラッドというと中判カメラメーカーであるが、最近ではミラーレス一眼の「Lunar」や35ミリフルサイズカメラ「HV」などのコンシューマ製品もリリースしている。これはプロカメラマンだけでなく、幅広い人にハッセルブラッドを知ってもらいたいという考えからだ。先日発表された「ハッセルブラッドHV」は、ソニーAマウントを採用したフルサイズデジタル一眼レフカメラである。

「ハッセルブラッドHV」はソニーのα99をベースにしたモデルのようだ。お値段は120万円(税別)なり

すでに発売している「Lunar」は、ソニーEマウントを採用したミラーレス一眼。ボタンにルビーを埋め込むなど、豪華な装飾が特徴だ。どちらの製品も個性を重視した製品といえるだろう

中判カメラの「H5D-50c」は、このクラスとしては世界で初めてCMOSセンサーを搭載したモデル。5,000万画素のCMOSセンサーを採用することで、これまでの中判カメラでは難しかった、ISO感度を上げた撮影を可能にした点が特徴だ