日本ギガバイトは29日、同社の小型PCベアボーン「BRIX」の新モデルとしてAPUにAMD A8-5557M(開発コード名:Richland)、グラフィックスにディスクリートのRadeon R9 M275Xを搭載した「BRIX Gaming」を発表した。日本国内における発売時期および価格は不明。
「BRIX」はメモリやストレージ、OSを追加して動作する小型ベアボーンキット。AMD APUを搭載した「BRIX」はCOMPUTEX TAIPEI 2013やCES 2014でこれまで展示されてきた。「BRIX Gaming」では、APUに4コアのA8-5557M(2.1GHz)を、ディスクリートグラフィックスとしてRadeon R9 M275X 2GBを搭載したハイスペックモデルとなっている。
Intel CPUベースのハイエンドモデル「BRIX Pro」などと同様に、「BRIX」のラインナップの中では大きめの筐体を生かして、ストレージにmSATA SSDのほか2.5インチ HDD/SSDを搭載できる。
主な仕様は、APUはA8-5557M(2.1GHz)、グラフィックスはRadeon R9 M275X 2GB、チップセットはAMD Bolton M3、メモリスロットはDDR3L 1600/1333対応SO-DIMMスロット×2(最大16GB)、ストレージインタフェースはSATA×1、mSATA×1。ほか主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、GigabitEthernet×1、USB 3.0×4、HDMI×1、Mini DisplayPort×1、ヘッドフォン/SPDIF-Out×1。電源はACアダプタ。本体サイズはH59.6×W128×D115.4mm。