パナソニックは1月8日、液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」の新シリーズ「A300」を発表した。ラインナップは「TH-50A300」「TH-39A300」「TH-32A300」「TH-24A300」の4モデル。いずれも発売は1月下旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は、TH-50A300が140,000円前後、TH-39A300が80,000円前後、TH-32A300が60,000円前後、TH-24A300が43,000円前後。
「ビエラ A300」シリーズは、狭額スタイルを採用した液晶テレビ。スリムなベゼルの採用により、デスクスタンドを装備した状態で、50V型のTH-50A300がW1,131×D275×H729mm、39V型のTH-39A300はW890×D217×H593mm、32V型のTH-32A300はW741×D184×H515mm、24V型のTH-24A300はW562×D180×H409mmと、設置しやすいコンパクトなサイズを実現している。
TH-50A300とTH-39A300は1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用。TH-32A300とTH-24A300は1,366×768ドットのハイビジョンパネルだ。パネルの方式は、TH-32A300のみ開口率が高く視野角の広いIPSで、他3モデルはVAとなっている。
内蔵するチューナーは、地上/BS/110度CSデジタル×各1基。USB HDDへの録画機能を搭載しており、番組表からの予約録画や、視聴中の番組の直接録画が可能だ。USB HDDは8台まで登録可能だが、一度に接続できるのは1台のみとなっている。なお、内蔵チューナーが1台のため、録画動作中にチャンネル変更を行うことはできない。
省エネ機能の「エコナビ」を採用しており、視聴環境や使用状況に応じて自動的に節電が可能だ。本体だけでなく、HDMIで接続した周辺機器のっコントロールを行うこともできる。定格消費電力(年間消費電力量)は、TH-50A300が90W(74kWh/年)、TH-39A300が57W(52kWh/年)、TH-32A300が65W(45kWh/年)、TH-24A300が38W(32kWh/年)となっている。
入力インタフェースはHDMI×2系統、D4×1系統、ビデオ×1系統を装備する。その他の接続端子は、HDD接続用のUSB×1基、LAN端子×1基、ヘッドホン出力×1系統を装備。LAN端子は双方向サービス専用で、ネットワーク機能は搭載していない。