日本マイクロソフトは既報のとおり18日、都内において"New Windows"と題したプレスイベント開催した。Windows 8.1は、日本を含む320以上の市場において37言語で提供され、Windows 8ユーザーはWindowsストアから無償でダウンロードできる。

18日からはパッケージ製品の提供を開始、秋葉原では深夜イベントも開催されるなど、新たなWindows OSへの期待も高まる。発表会では、日本マイクロソフト代表執行役 樋口泰行社長が、Windows 8.1を搭載するPCやタブレットを提供するハードウェアパートナー各社の代表とかたい握手を交わしながら続々と入場。サイズや形状などの違いはあれど"New Windows"を搭載し、コンシューマーからエンタープライズ領域まで、目的や業務に応じた幅広いシーンで活躍するであろうコンピューター達が一同に並ぶパートナー各社の手には、携えられている。

向かって左より、ワコム取締役 兼 執行役員 ジャパン・アジアパシフィック統括本部長 小見山茂樹氏、マウスコンピューター 代表取締役社長 小松永門氏、富士通 執行役員 斎藤邦彰氏、日本ヒューレット・パッカード 取締役 副社長執行役員 プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括 岡 隆史氏、パナソニック ITプロダクツ事業部 テクノロジーセンター 所長 谷口尚史氏、東芝 デジタルプロダクツ&サービス社 営業統括責任者 覚道 清文氏、デル 執行役員 日本マーケティング統括本部長 兼 アジア地域コンシューマー&SMBマーケティング統括本部長 原田洋次氏

向かって右より、日本エイサー 執行役員 コンシューマー営業部 部長 大西順也氏、NECパーソナルコンピューター 執行役員 小野寺忠司氏、レノボ・ジャパン 執行役員専務 留目真伸氏、エプソンダイレクト 取締役社長 吉崎宏典氏、サードウェーブデジノス 取締役社長 松野康雄氏、シャープ 常務執行役員 通信システム事業統括 兼 通信システム事業本部長 長谷川 祥典氏、ソニー VAIO & Mobile事業本部 マーケティング戦略部門 部門長 松原 昭博氏

新たなWindows 8.1では、ユーザーから声を随所に反映させ、デスクトップとスタート画面との親和性が高められるなどユーザーエクスペリエンスも向上している。多要素認証、スタート画面の制御や、さらに強まったセキュリティまわり、コンシューマーからエンタープライズ領域まで幅広く機能が向上している。会場には、紹介されたハードウェアパートナー各社のブースが設置されており、Windows 8.1が搭載されたデバイスが整然と並んだ。

樋口社長が紹介したように画面のサイズだけみても8インチから80インチと多様なもので、8.1の機能との組み合わせによって、もしくは使い手のアイデアによって、より楽しく、より創造性のあるデバイスになる。またWindows 8.1 ProやEnterpriseには、アサインドアクセスという機能も搭載されている。単独でアプリをピックアップし、業務に応じた専用デバイスを作り出すという試みもハードウェアを輝かせる。

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