シャープは9月30日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」のパーソナル向けモデル「LC-22K90」を発表した。発売は10月末で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は40,000円前後。

「LC-22K90」

LC-22K90は、2013年4月に発売したLC-22K9の後継モデル。LC-22K9では1,366×768ドットのハイビジョンパネルが採用されていたが、LC-22K90では1,920×1,080ドットのフルハイビジョンパネルとなった。「K90」シリーズでは2013年6月に「LC-19K90」が発売されているが、こちらは1,366×768ドットのハイビジョンパネルを採用している。

搭載しているチューナーは、地上デジタル×1基にBS/110度CSデジタル×1基。USB接続の外付けHDDへの録画機能も備えており、バッファローが発売している長時間録画ハードディスク「レコロング」も利用できる。

入力インタフェースはHDMI×3系統、D5×1系統、ビデオ×1系統、D-Sub×1系統を装備。HDMI端子のうち1系統は、MHLにも対応している。また、内蔵チューナーからの映像と、外部入力からの画面の2画面表示も可能だ。出力インタフェースはヘッドホン端子のみ。その他の接続インタフェースはUSB端子×1基とLAN端子×1基。LAN端子はデジタル放送の双方向通信用だ。USB端子は番組録画用のHDDだけでなく、USBメモリを接続することもできる。USBメモリを接続した場合、保存されている写真を使ってスライドショー表示を行うことも可能だ。

パーソナル向けということもあり、目覚まし時計としても使える「おはようタイマー」機能を搭載。おはようタイマーをオンにしていると、LC-22K90にヘッドホンやイヤホンをつないだままでも、翌朝、スピーカーからアラーム音を鳴らすことができる。また、小鳥のさえずりで心地よく目覚められる「サンライズモード」が追加された。

本体サイズはW519×D178×H365mmで、質量は約4.5kg(スタンド込み)。消費電力は約46Wで、年間消費電力量は、37kWh/年だ。