キヤノン、F2.0レンズや1/1.7型CCD搭載で26.3mmボディの「PowerShot S200」

キヤノンは8月22日、デジタルカメラ「PowerShot」シリーズの新モデル「PowerShot S200」を発表した。発売は9月中旬で、価格はオープン。推定市場価格は34,980円前後となっている。


「PowerShot S200」

同時発表された「PowerShot S120」の姉妹機に位置付けられるスリムコンパクトモデル。厚さ26.3mmのボディでありながら、開放F2.0～F5.9の大口径レンズや1/1.7型の大型CCDを搭載する。S120よりスペックは多少劣るものの、暗いシーンでの撮影やボケ味のある撮影を楽しむことができる。画像処理エンジンは「DIGIC 5」、対応感度は最高ISO6400、AFは最速約0.2秒だ。

そのほか、Wi-Fi(無線LAN)接続に対応しており、撮影した画像をその場で転送したりすることが可能。

主な仕様は、撮像素子が有効約1,010万画素の1/1.7型CCDで、レンズが焦点距離24～120mm(35mmフィルム換算時)の光学5倍ズーム、開放F値がF2.0～F5.9、対応感度がISO80～ISO6400となっている。なお、光学ズーム倍率は5倍だが、超解像処理により画質劣化を抑えたデジタルズーム「プログレッシブファインズーム」により、画質を維持しつつ9倍までのズーミングが可能。

背面のモニターは約46.1万ドット・3型の液晶方式で、記録可能なメディアはSD/SDHC/SDXCカード。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約200枚(液晶モニター表示時)だ。

サイズはW99.8×D26.3×H59mm、重量は本体のみで約160g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約181gとなっている。

なお本機種は、8月23日から東京・名古屋、8月24日から大阪で開催されるEOS 70D体験イベント「EOS 70D JAPAN PREMIER」のハンズオンコーナーにて、実機に触れることができる。同イベントに関する記事はこちらから。