Shuttleは9日、同社製のNASキットの新モデル「KD21」を発表した。アルミとプラスチックを組み合わせた本体はそのままに転送速度が向上した。8月14日より販売を開始する。

KD21

従来モデルの「KD20」と比較して、データ転送速度が向上。最大読み込み速度は75MB/sから100MB/s、最大書き込み45MB/sから70MB/sにアップした。内部に2.5/3.5インチHDDを最大2基まで搭載できる。RAID 0(ストライピング)/1(ミラーリング)/JBOD(スパニング)。

「KD20」ではデータのバックアップをUSB接続した外付けHDDに行っていたが、「KD21」では、2基目のHDDをバックアップ用に利用することが可能なほか、バックアップ用として利用している場合もストレージとして使うことができる。

ネットワークを通じて、PCなどのデバイスからアクセス可能で、スマートフォンやタブレットPC向けには専用アプリケーション「OMNINAS」を通じて接続できる。

主な仕様は、CPUがMarvell 88F6707(1.0GHz)、搭載可能容量が最大8TB(4TB×2)、ネットワークは1000BASE-T/100BASE-T/10BASE-T対応有線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×1、SDカードリーダなど。

本体サイズはW90×D225×H170mm、重量は約2.7kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、MacOS X 10.4以降、Android 2.3以降、iOS 4.2以降。