三菱電機は7月24日、液晶テレビ「REAL(リアル) BHR4」シリーズの「LCD-A39BHR4」「LCD-A29BHR4」を発表した。発売は8月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はLCD-A39BHR4が180,000円前後で、LCD-A29BHR4が140,000円前後。

タニタの体組成計と連携するオールインワンタイプの液晶テレビ「BHR4」シリーズ

「BHR4」シリーズは、ブルーレイディスク(BD)ドライブとHDDを内蔵したオールインワンタイプの液晶テレビ。LCD-A39BHR4は39V型のフルHD(1,920×1,080ドット)モデルで、LCD-A29BHR4は29V型のワイドXGA(1,366×768ドット)モデルだ。

地上/CS/110度CSデジタルチューナーを各3基搭載しており、番組の視聴中でも2番組の同時録画が可能。録画には12倍までの長時間モードも利用できる。内蔵しているHDDの容量は500GB。入力インタフェースは、HDMI×2系統、ビデオ入力端子×2を搭載。外付けHDDを接続するためのUSB端子、SDカードスロット、LAN端子も装備する。

5月に発売された「REAL LASERVUE(リアル レーザービュー)」シリーズと同様にBluetooth機能も装備しており、スマートフォンなど、Bluetooth対応機器からの音楽再生が可能だ。さらに、タニタの体組成計「BC-505」とのBluetooth接続にも対応。体重、体脂肪率、筋肉量、BMI、基礎代謝量、体内年齢、推定骨量、体水分率と8項目の計測結果をテレビ画面に表示することができる。体重・体脂肪率のデータは内蔵のHDDに蓄積されるため、日々の変化を確認可能だ。

8項目の計測結果をテレビ画面に表示可能

NTT西日本の「光BOX+」(HB-1000)にも対応。光BOX+はAndroid 4.2を搭載するSTB(セットトップボックス)で、Youtubeの動画やニュース&ラジオチャンネルを利用できるほか、さまざまなアプリも使用できる。また、三菱電機独自の機能として、FaRao LINKとの同期を実現。音楽CDの再生時に、楽曲やアーチストの情報、歌詞などを画面に表示することが可能だ。

消費電力は、LCD-A39BHR4が92Wで、LCD-A29BHR4が68W。年間消費電力量は、LCD-A39BHR4が92kWh/年で、LCD-A29BHR4が78kWh/年だ。本体サイズは、LCD-A39BHR4がW892×D353×H619mmで、LCD-A29BHR4がW668×D320×H489mm。質量は、LCD-A39BHR4が16.6kgで、LCD-A29BHR4が10.2kgとなっている。