エフセキュアは、同社の企業向けセキュリティ製品において、Windows XPの公式サポート終了後も一定期間、無料で延長サポートすることを発表した。

Windows XPは、マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシーに基づき製品のサポートが2014年4月9日に終了するが、エフセキュアでは同社のコーポレート製品となる「エフセキュア クライアントセキュリティ 11」、「エフセキュア アンチウイルスワークステーション 11」において、追加費用なしに2016年6月30日までサポートを継続する。

同社では、サポートが終了したOSを継続して利用することは脆弱性が修正されずに放置されることになるため、早めにサポート対象のOSへの移行を呼びかけているが、多くの企業で利用されている同OSを利用しており、Windows XPからサポートが得られるOSへのアップグレード支援を目的に今回の延長を行うとしている。