ソフトバンクは11日、米スプリント・ネクステルの事業への約216億米ドル(約1.8兆円)におよぶ投資が完了し、子会社化したと発表した。同社は2012年10月にスプリント・ネクステルの買収を表明、ことし半ばまでに投資を完了させるとしていた。

ソフトバンクとスプリント・ネクステル等の関係

同社は事業投資を完了させたことで、米国持株会社を通じてスプリント・ネクステルの完全親会社となる新スプリントの株式の約78%(完全希薄化ベース)を保有することになり、スプリント・ネクステルを子会社化した。スプリント・ネクステルはスプリント・コミュニケーションズ・インクに社名変更をした。

なお、本件に先立ち、スプリントは現地7月9日に米クリアワイヤも完全子会社としている。

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