DirectCU版のGTX 760カード

先週、発売が開始されたNVIDIAの新GPU「GeForce GTX 760」に、今週はASUSから「GTX760-DC2OC-2GD5」が登場。お馴染みの「DirectCU II」クーラーを搭載したオーバークロックモデルで、コアクロックは定格の980/1,033MHzから1,006/1,072MHzに高速化されている。価格は35,000円前後。

ASUSの「GTX760-DC2OC-2GD5」。OCモデルだが、クロックは若干抑えめ

ヒートパイプ直付けのデュアルファンクーラー。冷却性能が20%向上している

グラフィックス出力は、DisplayPort×1、HDMI×1、DVI×2。VRM-GPU間の電源ラインを太くして発熱を減らした「Direct Power」技術など、独自技術を搭載した。補助電源コネクタは、リファレンスの6ピン×2と違い、8ピン×1となっているが、6ピン×2→8ピン×1の変換ケーブルも付属する。

B85の珍しいゲーミングマザー

GIGABYTEの「G1.Sniper B5」は、B85チップセットを搭載して価格を抑えたゲーミングマザーボード。13,000円前後という低価格ながら、強力なオーディオ機能とIntel製のGbEチップを備えており、オーバークロックが不要なゲームユーザーにとっては、非常にコストパフォーマンスが高い製品となっている。

GIGABYTEの「G1.Sniper B5」。低価格ながらオール固体コンデンサのモデル

バックパネルのインタフェース。オーディオ関連の端子は金メッキ仕様

同社独自の品質規格「Ultra Durable 4 Plus」に準拠。LAN端子とUSB端子に、落雷時等のサージ電圧から基板を保護するESD(静電放電)プロテクションを備えるなど、低価格モデルながら信頼性を重視した作りになっている。グラフィックス出力としては、HDMI端子のみを装備している。

オーディオ回路には、ニチコン製コンデンサ「MUSE ES」シリーズを採用。ユニークなのは、8ピンのオペアンプがソケットに装着されていることで、これはユーザーが自由に交換してアップグレードすることが可能だ。またオーディオ部は、PC側とは電気的に分離されており、ノイズの混入を防ぐ。その境界線はLEDで浮かび上がる仕組みだ。

LGA1150に対応。電源周りは廉価モデルらしく、比較的簡素な作りだ

黄色いラインが光る境界線。左上のオペアンプは交換可能となっている

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