Futuremarkは20日(フィンランド時間)、PCの総合的な性能を計測するベンチマークツール「PCMARK 8」を発表した。現バージョンの「PCMARK 7」にはなかったバッテリ駆動時間のテストなどが盛り込まれる。第2四半期末までの一般向けのリリースを目指しており、無料のベーシック版から、すべての機能を利用できるプロフェッショナル版までいくつかのエディションが用意される予定。
対応OSはWindows 7/8。Webブラウズや写真の編集、ビデオチャット、文書作成、ゲームなどの一般的な使用シナリオに基づくテストのほか、AdobeとMicrosoftのアプリケーションを使った、オフィスにおける生産性やクリエイティブ分野のテストが新たに追加されている。ストレージ性能のテストは、SSDやハイブリッドドライブといった新しいデバイスを意識したものになるようだ。
また、開発には、Acer、AMD、HP、Intel、Microsoft、NVIDIA、Samsung、SanDisk、Seagate、Western Digitalといった企業が協力しているという。