クーラーマスターは8日、水冷ヘッド部分にヒートシンク状のマイクロチャンネルを搭載して冷却効果を高めた水冷クーラー「Seidon 120M」を発表した。発売日は2月15日。価格はオープンで、店頭予想価格は12,000円前後。

Seidon 120M

マイクロチャンネル

「Seidon 120M」は、水冷ヘッドに微細な加工を施したヒートシンク状の熱交換器「マイクロチャンネル」を搭載し、一般的な水冷ヘッドと比較して熱伝導効率を向上させ、冷却性能を高めている。

微細な加工により冷却液が流れるスペースが狭くなるため、「Seidon 120M」ではマイクロチャンネルの熱伝導効率が最大になるように調整を行った専用ポンプを搭載する。一方で動作音はファンの音を下回る17dBAを実現したという。

また、600rpm~2,400rpmまでの回転数に対応するワイドレンジ仕様の120mmPWMファンを付属し、発熱量が少ないときには回転数を抑え、発熱量が多いときには回転数を上げて強力な放熱を行うといった状況に応じて風量を調節する。

本体サイズは、水冷ヘッド部分がΦ70×H27mm。ラジエータ部がW118×D27×150.3mm。コネクタタイプはポンプが3ピン、ファンが4ピン。対応ソケットはIntel LGA2011 / 1366 / 1156 / 1155 / 1150 / 775、AMD Socket FM2 / FM1 / AM3+ / AM3 / AM2+ / AM2。