「MG03SCA400」
「MG03ACA400」

東芝は12日、データセンターなどの大容量ストレージに適したニアラインHDDとして、容量が4TBとなる3.5型HDDのサンプル出荷を開始した。SASインタフェースの「MG03SCA400」、SATAインタフェースの「MG03ACA400」を用意。

セキュリティとして、データ消去の「オーバーライト」機能を搭載。システムからの指示に従って、ディスク全周に対して指定データを指定回記録する。これにより、再利用時や廃棄後に、HDDに記録されたデータの流出を防ぐことが可能。

また、パワーマネジメント機能も強化している。待機時の消費電力を削減したほか、条件に応じてシーク時のピーク電力を低減する制御方法を採用した。加えて、EU(欧州連合)のRoHS指令注への適合、本体全体のハロゲンフリー/アンチモンフリーの実現など、人と環境に配慮した設計を行っているとしている。