加賀ハイテック、Ultrabookの端子拡張用ドックなど周辺機器3シリーズ発売

加賀ハイテックは3日、台湾のPC周辺機器メーカー「Kaijet Technology International Limited」による「j5 create(ジェイファイブ・クリエイト)」ブランドの新製品3シリーズを7日より販売すると発表した。

販売するのは、UltrabookやノートPC向けのドッキングステーション「flute」シリーズ、2つの端末間で簡単にデータが移動ができるUSBケーブル「リンクケーブル」シリーズ、PCとアンドロイド端末をUSB接続しPCから操作できる「Android Mirror」の3製品で、10月に開催されたIT・エレクトロニクス総合展示会「CEATEC」で発表したものも含まれている。

「flute」シリーズ利用イメージ

ドッキングステーション「flute」シリーズ

ドッキングステーション「flute(フルート)」シリーズは、「flute ultra(JUD500)」「flute wormhole(JUH320V2)」「flute newport(JUD200)」の3種類を販売。いずれもUltrabookやノートPCのヒンジ背面に取り付けることで、インタフェースの拡張や別途接続したPCとの手軽なデータが共有が可能。本体とはUSBで接続し、電源はACアダプタ。

flute ultra JUD500

flute wormhole JUH320V2

flute newport JUD200

USB 3.0接続の「flute ultra」は、USB 2.0×1、USB 3.0×2(うち一方は充電機能付き)、D-Sub×1、HDMI×1、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANポート、マイク入力、スピーカー出力を搭載。一番右端のminiUSBポートは、2台のPC間でキーボードやマウスを共有したり、ドラッグ&ドロップ操作でデータ共有できる「wormhole switch」機能対応のポート。また、D-Sub経由によるミラー表示も可能。

本体サイズはW386.4×D22×H28.5mm、重量は約138g。価格はオープンで、店頭予想価格は14,800円前後。

USB 3.0の接続の「flute wormhole」は、USB 3.0×2、SD/MMCカードスロット×1、microSDカードスロット×1、メモリースティックスロット×1を搭載。「flute ultra」と同じく、右端に「wormhole switch」対応ポートを備える。

本体サイズはW387×D25.5×H21mm、重量は約124g。価格はオープンで、店頭予想価格は8,980円前後。

USB 2.0接続の「flute newport」は、USB 2.0×3、D-Sub×1、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANポート、マイク入力、スピーカー出力を搭載し、ミラー表示機能も備える。

本体サイズはW387×D25.5×H21mm、重量は約143g。価格はオープンで、店頭予想価格は10,800円前後。

PC間で手軽にデータを共有できる「リンクケーブル」シリーズ

USB 2.0接続の「リンクケーブル」シリーズは、Windows・Mac OS対応の「wormhole switch JUC400」と、Windows OSのみ対応の「wormhole switch JUC100」の2種類。

「fluteシリーズ」の「wormhole switch」機能と同等で、リンクケーブルで接続された2台のPC間で、マウス、キーボードの共有や、ドラッグ&ドロップなどでの簡単なデータ移動が可能。


wormhole switch JUC400	wormhole switch JUC100

本体インタフェースはUSB 2.0で、ケーブル長さは1.8m。重量は約44g。「wormhole switch JUC400」の対応OSはWindows 2000 / XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6 / 10.7 / 10.8。価格はオープンで店頭予想価格は2,980円前後。

「wormhole switch JUC100」の対応OSはWindows 2000 / XP / Vista / 7 / 8。価格はオープンで店頭予想価格は1,980円前後。