ライカカメラジャパンは9月18日、コンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX6」を発表した。発売は11月で、価格は未定となっている。
新開発のレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.4-2.3/4.7-17.7mm ASPH.」を採用するモデル。広角側で開放F1.4と、非常に明るいレンズを採用しており、暗いシーンでの撮影やボケ味を活かした撮影が可能となっている。画像処理エンジンも新開発のものが採用されており、最高ISO12800での撮影に対応。レンズと合わせて、暗いシーンでも快適な撮影を行える。
マニュアル撮影時の操作性にも配慮されており、ピント合わせやシャッタースピード設定、露出補正などが、本体背面のダイヤルで行える。レンズ鏡筒には絞りリングも搭載されている。さらに、本体背面には、ND/FOCUSレバーを搭載。ピントを微調整したりNDフィルターを有効にしたりすることが可能だ。
主な仕様は、撮像素子が有効1,010万画素の1/1.7型CMOSセンサーで、レンズが焦点距離24~90mm(35mmフィルム換算時)の3.8倍ズーム、開放F値がF1.4~F2.3、対応感度がISO80~ISO12800(ISO12800時は画素混合読み出し)となっている。
背面のモニターは約92万ドット・3型の液晶方式、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードのほか内蔵メモリ(約70MB)が利用可能。動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/60pとなっている。
バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は330枚。
サイズはW110.5×D46.6×H67.1mm、重量は296g(バッテリーとメモリカード含む)だ。
なお、製品には画像編集ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 4」が付属する(オンライン登録後にダウンロードして入手)。