オーディオテクニカは7月26日、「SOUND ASSIST」シリーズの新モデルとして、テレビの音声を手元で聴くためのワイヤレススピーカー「AT-SP730TV」「AT-SP760TV」「AT-SP790TV」を発表した。発売は8月23日。価格はオープンで、推定市場価格は、AT-SP730TVが15,000円前後、AT-SP760TVが20,000円前後、AT-SP790TVが25,000円前後なっている。

2.4GHz帯の電波でクリアな伝送を実現するワイヤレススピーカー。写真は乾電池駆動タイプの「AT-SP730TV」。アイボリー(AT-SP730TV IV)とライトピンク(AT-SP730TV LPK)の2色がラインナップされる

3機種とも、トランスミッターとアンプ内蔵スピーカーが組み合わされた製品。トランスミッターとスピーカーの間の伝送は、2.4GHz帯の電波が使用される。最大到達距離は約30m。この帯域はさまざまな用途に使用されているが、混信を避けるために自動的に最適な周波数をセレクトする仕組みを採用している。

スピーカーユニットはφ40mm×2で、音声最大出力は、1W×2。ニュースやドラマなどのセリフを聴き取りやすくする「はっきり音」機能も採用されている。

電源に専用リチウムポリマー充電池を使用する「AT-SP760TV」

ラジオが内蔵されている「AT-SP790TV」

AT-SP730TVは、スピーカー部の電源に単3形電池×4本を使用するモデル。電池持続時間は約15時間だ。AT-SP760TVとAT-SP790TVは、電源に専用リチウムポリマー充電池を使用する。充電池での連続使用時間は約12時間だ。

AT-SP760TVとAT-SP790TVのスピーカー部分はIPX2相当の防滴仕様となっており、キッチンなどの水回りで使うこともできる。また、AT-SP790TVでは、スピーカー部にAM/FMラジオが搭載されている。