バッファローは20日、法人向けNAS製品「テラステーション500」シリーズに、4TBドライブを搭載した8TBモデルと16TBモデルを追加した。価格(税別)は、16TBモデル「TS5400D1604」が340,000円、8TBモデル「TS5400D0802」が180,000円。4TBの交換用HDDカートリッジが98,000円。すべて受注生産となる。
16TBモデル「TS5400D1604」は4TBのHDD×4台を内蔵。CPUはデュアルコアのIntel Atom、メモリはDDR3 2GB。転送速度はリードで100.36MB/s、ライトで102.78MB/s。IPカメラ(RTSP対応機種)からの録画にも対応し、監視システムの記録装置としても導入できる。IPカメラの登録台数は10台。
対応RAIDモードはRAID 0/1/5/6/10で、出荷時はRAID 6に設定されている。RAIDアレイ内に複数のボリュームを作成し、各ボリュームにNASかiSCSIのどちらを使用するか選択可能。ホットスワップ/ホットスペアにも対応し、オンラインストレージサービス「Amazon Simple Storage Service」とも連携できる。
有線LANポートはGigabit Ethernet×2で、2本のLAN回線を1本のLAN回線で使用して速度を向上させるポートトランキングに対応。USB 3.0×2基とUSB 2.0×2基も装備する。
本体サイズはW170×D230×H215mm、重量は約8kg。対応OSは、Windows 2000/2000 Server、Windows XP/Vista/7、Windows Server 2003/2003 R2/2008/2008 R2、Mac OS X 10.3.9~10.6/10.7。
8TBモデル「TS5400D0802」は4TBのHDD×2台を内蔵。基本仕様は「TS5400D1604」とほぼ共通。相違点は、対応RAIDモードがRAID 0/1となり、出荷時はRAID 1に設定。ホットスペアには非対応。本体サイズはW170×D230×H170mm、重量は約4.5kg。