LGエレクトロニクス・ジャパンは9日、液晶テレビ「LG Smart TV」の5シリーズ14製品、BDレコーダー2製品、サウンドバー1製品を発表した。
5シリーズ・計14モデルを揃える液晶テレビ「LG Smart TV」
LG Smart TVのラインナップは、「LM9600」シリーズが「55LM9600」「47LM9600」の2モデル、「LM7600」シリーズが、「55LM7600」「47LM7600」「42LM7600」の3モデル、「LM6600」シリーズが「47LM6600」「42LM6600」「32LM6600」の3モデル、「LM5800」シリーズが、「47LM5800」「42LM5800」「32LM5800」の3モデル、「LS3500」シリーズが「32LS3500」「26LS3500」「22LS3500」シリーズの3モデルとなっている。
発売時期は、「LM9600」シリーズと「LM6600」シリーズ、32LM5800が近日発売となっており、他モデルは6月初旬より順次発売予定だ。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、55LM9600が42万円前後、47LM9600が32万円前後、55LM7600が26万円前後、47LM7600が22万円前後、42LM7600が18万円前後、47LM6600が21万円前後、42LM6600が17万円前後、32LM6600が12万円前後、47LM5800が20万円前後、42LM5800が15万円前後、32LM5800が11万円前後、32LS3500が9万円前後、26LS3500が8万円前後、22LS3500が7万円前後となっている。
各シリーズに共通するのは、LEDバックライトとIPSパネル(22型を除く)の採用と、ネットワークやアプリなどに対応する「Smart TV」機能、USB HDDへの録画機能(Wチューナー搭載)、DLNA対応プレーヤー機能を搭載する点だ。
また、「マジックリモコン」と呼ばれる、ボタン数が非常に少ないリモコンが全モデルに付属する。マジックリモコンには、一般的なテレビ用リモコンとは異なり、ダイレクトに機能を実行するためのボタンは存在しない。テレビの画面に表示されるアイコンやサムネイルなどを選択することで機能を実行するようになっており、PCのマウスに近い操作となる。また、ジェスチャーやスクロールホイールなどの機能も搭載。
各シリーズの主な違いは、「LM9600」シリーズが、直下配置のLEDバックライトと8倍速駆動を採用した高画質モデル。「LM7600」シリーズは4倍速駆動の高機能モデル、「LM6600」および「LM5800」シリーズは倍速駆動で、それぞれスタンダードモデルとベーシックモデルという位置付けになっている。「LS3500」シリーズはエントリーモデルだ。
3D機能は「LM9600」から「LM5800」までシリーズ全てで搭載。LG製テレビの3D機能は、液晶シャッター方式ではなく、偏光方式を採用しており、使用するメガネも電源が不要なため軽量だ。また、2人で同時にプレイするゲームに対応するために、2画面を同時に表示する「DUAL PLAY」モードも採用。製品には2本付属している専用のメガネを掛けると、2名それぞれが別々の画面を見てゲームをプレイできる。もちろん、DUAL PLAYモード用のものだけでなく、3D観賞用のメガネも付属。
3波対応チューナーをダブルで搭載するBDレコーダー
BDレコーダーは、1TBのHDDを内蔵する「BR629J」と、500GBのHDDを内蔵する「BR625J」を発表。発売は6月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は、BR629Jが7万円前後、BR625Jが6万円前後だ。
いずれも地上/BS/110度CSデジタル対応のWチューナーを搭載。2番組同時録画や、最長12倍の長時間録画(同時録画時も利用可能)が可能だ。USB接続タイプのHDDへの録画機能も搭載する。
手軽に設置できるサウンドバーも発表
同時に、手軽な接続で迫力あるサウンドを楽しめるサウンドバー「NB2520A」も発表された。6月初旬発売予定で、価格はオープン。推定市場価格は3万円前後だ。本体にサブウーファーを内蔵しており、出力はフロント18W×2+サブウーファー22W×2となっている。