フェンリルは24日、PCやMac、スマートフォン用のブラウザなど同社が展開するブラウザ同士でコンテンツやデータを共有、同期するクラウドサービス「Fenrir Pass」を開始した。

「Fenrir Pass」は同社が提供するプロダクト上で動作する。サービスの開始に合わせて公開された「Sleipnir 3 for Windows RC3」「Sleipnir for Mac β版」「Sleipnir Mobile for Android β版」「Sleipnir Mobile for iPhone / iPad 1.4 」間のブックマークの自動同期が手はじめに開始されるが、同社では今度自社サービスへのログインや他のアプリケーションとのコンテンツの共有や同期なども含めた総合的なサービスへと発展させる。

「Fenrir Pass」を利用すると、たとえば自宅のPCやMacに保管してある大切なブックマークリストを、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン端末で思う存分閲覧、利用することが可能になる。また、外出先にこれらスマートフォンからブックマークしたデータも自宅のPCやMacのSleipnir上に自動同期されるなど便利なWebブラウジングが可能になる。

同期する各プラットフォームごとのブラウザ