Mac OS Xの8番目のメジャーリリースとなる「OS X Lion」が7月20日(米国時間)に登場する。19日(同)に米Appleが開催した2011年度第3四半期決算のカンファレンスコールの中で、CFOのPeter Oppenheimer氏が明らかにした。
OS X Lionは250以上の新機能を備える。最大の特徴は「Back to the Mac」だ。マルチタッチジェスチャ、フルスクリーンアプリケーション、Launchpadなど、iOSデバイスの先進的な機能が取り入れられている。こうした新しい操作スタイルや機能と、従来のMacのユーザーインターフェイスをミッションコントロールが巧みに融合し、ポストPC時代のMacを実現する。またオートセーブやバージョンなど、パソコンユーザーが長年直面してきたトラブルの解決をMacが手助けする新機能も特徴の一つだ。
OS X LionはMac OS X Snow LeopardからのアップグレードとしてMac App Storeで販売される。価格は2,600円。