アップルは17日付けで、「Aperture 3」および「iPhoto '11」を最新デジタルカメラのRAWファイルに対応させる「デジタルカメラRAW互換性アップデート 3.7」とプロフェッショナル向けソフトをアップデートする「ProKit 7.0 (Snow Leopard バージョン10.6.6以降)」を公開した。ソフトウェア・アップデートまたはWebサイトから入手できる。
デジタルカメラRAW互換性アップデート 3.7
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「デジタルカメラRAW互換性アップデート 3.7」は、「Aperture 3」「iPhoto '11」に以下のデジタルカメラのRAWフォーマットとの互換性を追加する。対象はMac OS X 10.5.8および10.6.6以降。Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは6.62MB。
- 富士フイルム「FinePix X100」
- ニコン「D5100」
- オリンパス「E-PL2」
- オリンパス「XZ-1」
- サムスン「GX-1S」
ProKit 7.0 (Snow Leopard バージョン10.6.6以降)
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「ProKit 7.0 (Snow Leopard バージョン10.6.6以降)」は、主にプロフェッショナルクリエイター向けのソフト群において、以下のような点を解決・改善するもの。Webサイトから入手する場合のファイルサイズは15.7MB。
- ポップオーバースタイルのツールチップのサポートの改善
- フォントの滑らかさのサポート改善
- メニューとサブメニューの間の不要な隙間の問題を解決
- Final Cut ProとMotionのカラーピッカーの漏れを解決し、タイムコードインタフェースの安定性を向上
- 古いバージョンのSoundtrack Proから素材を読み込む際の互換性向上
- Logic ExpressおよびLogic Proでスクラバーの外観の問題を解決
- Motion内におけるAppKitに関するクラッシュを解決
Final Cut Pro、Motion、Soundtrack Pro、DVD Studio Pro、iPhoto、Aperture、Final Cut Express、Logic Pro、MainStage、Logic Express、iAd Producerのユーザーがアップデート推奨とされている。