日本マイクロソフトは10日、Windows搭載PCの節電設定を一括で行う「Windows PC自動節電プログラム」の提供を開始した。同社設置のWebサイト「Windows PC節電策」上でダウンロードできる。対象OSは、Windows XP / Vista / 7。

プログラムは、同社が財団法人電力中央研究所の協力のもとWindows PCにおける消費電力検証をもとに作成されたもので、Windowsにおける複数の節電設定を一括で行うこうとができる。特設Webサイト「Windows PC節電策」では、PCの電力消費や節電効果についての理解を深める資料や「Windows PC 消費電力検証結果レポート」などもダウンロードすることが可能になるほか、節電設定に関する無償電話サポートなども設置している。

同社の試算では、PCの設定変更で平均約30%の節電が可能としており、個人および企業の各PCの節電を積み重ねることによって、日本全体では大きな節電量になる。