ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「PAS(パス)」シリーズに、20インチタイヤを装着し、扱いやすいサイズとした「PAS CITY-X」、「PAS CITY-C」、「PAS コンパクト」を追加し、5月20日より発売する。価格はCITY-Xが10万6800円、その他が10万3800円。これによりPASの2011年モデルは全11機種となった。
PASシリーズの2011年モデルは、バッテリー交換の目安であるサイクル寿命を従来の350~450サイクルから700~900サイクルへと耐久性を向上させたリチウムイオンバッテリーを採用。バッテリーボックスもコンパクトにし、より使いやすいバッテリーロック機構を採用した。製品保証期間も延長している。
今回のモデルは上記特徴に加え、小径の20インチタイヤを採用し、扱いやすいコンパクトなサイズに収めた。適応身長の目安は143cmからとしている(PAS CITY-C、PASコンパクト)。ギヤは内装式3段。バッテリーはSサイズ(4.3Ah)を搭載し、一充電あたりの走行距離は標準パターン+オートエコモードプラスで約23km。そのほか、1Wの新バッテリーランプや新チェーンケース(PAS CITY-X)を採用するなどし、従来より約2~3%価格を抑えた。