オリンパスイメージングは2日、高音質録音性能を持ち携帯性に優れたリニアPCMレコーダー「Linear PCM Recorder LSシリーズ」から、「Linear PCM Recorder LS-7」を11日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は2万5,000円前後。

「Linear PCM Recorder LS-7」ボディーカラーはオレンジとブラックの2色を展開

同製品は、2つの高性能指向性ステレオマイクに、低域を補強する無指向性センターマイクを加えた新開発の3マイクシステム「トレスミック」の搭載によって、低域から高域までバランスに優れた広帯域の録音が可能。また、高音質エンジン(コーデック)を新たに採用して音の再現性が格段に向上し、最新の信号処理技術「ReTune」技術の採用によって録音時のフラットな周波数特性も実現している。

3マイクシステム「トレスミック」センターマイクはオン / オフの切り替えが可能

録音レベルはオートとマニュアルに切り換えることができ、マニュアルの場合は突発的な大音量による歪みを抑えるリミッター機能や、全体のバランスを維持しながら圧縮するコンプレッサー機能が利用可能。また、2段階で雑音をカットする「ローカットフィルター」も搭載し、屋外での風切音を低減できる別売の「ウインドジャマーWJ2」も用意されている。

外装には高級感のあるアルミニウムを採用しており、カジュアルにもシックにも似合うデザインになっているとのこと。必要な情報を日本語で大きく表示できる大型液晶ディスプレイの搭載や、操作ボタンの前面レイアウトによって操作性も向上している。

4GBのメモリーを内蔵し、32GBまで対応するmicroSDカードスロットも搭載。録音形式は、96kHz/24bitリニアPCM、MP3、WMAに対応。電源は単4形アルカリ乾電池、もしくはニッケル水素充電池を2本を使用。突起部を含まない外形寸法は、112mm(H)×39.8mm(W)×15.9mm(D)、電池を含めた重さは90g。