カシオ計算機は3日、G-SHOCKの新モデルとして、グラスファイバーを封入することで樹脂バンドの耐久性を高めた「GD-200」を発表。3月31日に発売する。価格は15,750円。

グラスファイバーを採用したG-SHOCK「GD-200」

同製品は、昨年発売したカーボンファイバーを用いることで強靭な樹脂バンドとした「GW-S5600」に続く、ミズノテクニクスとの共同開発モデルの第2弾。今回は、サーフボードやスケートボードなどに使用されているグラスファイバーをシート状に織り込んで樹脂の中に封入することで、バンドの耐久性を高めたのが特徴だ。

GW-S5600では、カーボンファイバーの色がブラックであるためカラーモデルの展開に制限があったが、新モデルではグラスファイバーの色がシルバーであることを活かし、素材の持つ「強さ」を見た目にも表現しながら、ブラック、ブルー、レッドの計3色を用意したという。また、遊環部分にも強度に優れたナイロンを採用するなど、徹底してタフネス性能にこだわっている。

さらに、バックライトには高輝度LEDを採用することで、暗い場所での表示の視認性を向上。1/100秒の計測ができるストップウオッチでは、最大で60本のラップタイムをメモリー可能となっている。

バンドに透明のカラー樹脂を用いることでブラック、ブルー、レッドの計3色をラインアップした