Evernoteは、Mac用クライアントソフトの最新バージョンとなる「Evernote for Mac 2.0」の正式版をリリースした。同バージョンは12月2日にベータ版が公開され、ベータテストが行われていたもの。ベータ版で実装されていたノートブック・スタックやクライアント版でのノートブック共有といった機能が利用可能となっているのに加え、正式版リリースにあたっての機能追加も行われている。

「Evernote for Mac 2.0」は同社のWebサイトからダウンロードできる。ファイルサイズは19.3MB。

Evernote for Mac 2.0

ノートブック・スタックは、ノートブックを他のノートブックの上にドラッグ&ドロップするなどして追加する機能。クライアント内のノートブック共有は、これまでWeb版のEvernoteにログインして行っていたところ、クライアントソフト内の操作で共有を行えるようにするというもの。両機能ともMac版Evernoteに最初に提供されるものだが、今後他のプラットホーム向けにも実装される予定。

正式版リリースにあたっての機能追加として、ノートにファイルを添付するための「ファイル添付」ボタンが追加された。また、ひとつのアカウントで同期できるノートブック数が、これまでの100から250に増加している。