「Super ファイル 復活 4」

インターコムは、個人ユーザーからビジネスユースを対象に操作ミスなどにより誤って削除してしまったファイルをスムーズに回復する復元ソフト「Super ファイル 復活 4」ダウンロード版を発売、12月10日より販売する。パッケージ版は12月17日からとなる。対応OSは、Windows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7、およびServer 2003/ 2003 R2 / Server 2008 / 2008 R2。

製品は空にしてしまったゴミ箱のファイルやフォーマットしたドライブ上のファイルの復元などマシントラブルや操作ミスにより削除してしまった大切なファイルを回復する復元ソフトになる。HDDやSSDみならず、USBメモリやiPodなどWindows上から認識できるドライブを対象に、JPEG/TIFFなどの写真データ、ExcelやWord、PDF、一太郎、筆まめからAutoCAD、Photoshopデータ、SQLやAccessなどのデータベースなど300種類以上のファイルの復元に対応する。

操作を理解しやすい親切なユーザーインタフェースには、ツリー状で表示されるファイルの種類一覧、復元ファイルのプレビューなどが配置してあり、大量のデータの中からでもサイズや時系列など復元したい任意のデータを検索で簡単に探し出せる。

新バージョンとなる「Super ファイル 復活 4」では、Windows PEを実装しておりCD/USBメモリブートによる復元作業が可能になっている。システムの不調によりPCの起動がうまくいかない場合でも製品CD-ROMによるブート、ブート対応USBメモリの作成機能によるUSBメモリブートによりファイルを救出できる。また、CD/DVD/Blu-rayメディアへのライティング機能も搭載しているので、直接これらメディアへファイルを直接復元することもできる。

対象ファイルの検索時間も大幅に向上しており、同社の調査では従来バージョン比で63.4%短縮したほか、検索したファイルの中身を解析して180種類以上の項目に自動分類する機能を搭載。検索と同時にファイルを種類別のフォルダに分類、ファイル名ではなくデータ構造の解析によりこれらファイルを分類するので拡張子が変わってしまっていても目的のファイルを手軽に探し出すことが可能となる。

起動画面。ツリー状にファイルの種類が表示され、プレビュー画面でファイル内容を把握できる

ランチャー画面には起動用USBメモリ作成ツールも搭載