米Microsoftは9月30日(現地時間)、メッセンジャー、フォトギャラリー、メールなどの無償ソフトウエアをまとめた「Windows Live Essentials 2011」の提供を開始した。日本語を含む48言語版が用意されており、Windows Live Essentialsのページからダウンロード入手できる。対応OSは、Windows 7/ Windows Vista Service Pack 2/ Windows Server 2008Service Pack 2/ Windows Server 2008 R2など。

Windows Live Essentialsは、これまで「Windows Live おすすめパック」として提供されていたソフトウエアパッケージの最新バージョンで、以下のようなソフトウエアが含まれる。

  • Messenger:インスタントメッセージ機能とソーシャルネットワーキング機能を持つメッセンジャーソフト。

  • フォト ギャラリー 2011:写真管理ソフト。ノイズ除去や赤目の修正、傾き調整、合成写真作成、パノラマ写真作成など編集ツールも充実している。

  • ムービーメーカー:フォトギャラリーやWindows 7ライブラリと連携し、写真やビデオから簡単にムービーを作成できる動画編集ソフト。

  • メール:複数の電子メールアカウント、カレンダー、連絡先を管理できる。

  • Writer:写真やビデオ、地図などを挿入してブログ記事を作成し、WordPress、Blogger、LiveJournalなどに投稿できる。

  • ファミリー セーフティ:Webサイトのフィルタリングやセーフサーチ、保護者へのレポート送信など、未成年の安全なインターネット利用を実現するセーフティ機能。

  • Windows Live Mesh:複数のパソコン間でのドキュメントや写真の同期、プログラム設定の同期、リモートデスクトップ操作などを実現するツール。

  • Messenger Companion:Internet Explorerで閲覧中のWebページを友だちと共有するツール。

  • Bingバー:Microsoftの検索サービス「Bing」のツールバー。Internet Explorer 6以上、Firefox 3.6-3.6.3に対応。

  • Outlook Connector Pack:Outlook内からWindows Live HotmailとMessenger に接続できるようにする。

短時間で手軽にムービーを編集できる「ムービーメーカー」

Windows Live SkyDriveを活用して大量の写真を共有できる「Windows Live メール」

PC間の同期、SkyDriveとの同期、リモート接続を実現する「Windows Live Mesh」