米SanDiskは8月18日(現地時間)、超薄型のタブレットデバイスやノートパソコンなどをターゲットにした小型・ハイパフォーマンスな組み込み型SSD「integrated SSD (iSSD)」を発表した。切手よりも小さいサイズで最大64GBの容量を実現する。
iSSDはBGAパッケージでSATAインターフェイスをサポートする初のフラッシュSSDデバイスで、あらゆるマザーボードに組み込み可能。サイズは16×20×1.85ミリ、容量は4GB-64GBだ。読み書き速度は、連続読み込みが最大160MB/秒、連続書き込みが同100MB/秒。
市場リサーチ会社のIDCは今後数年の間に超薄型のタブレットやノートパソコンが急成長すると予測し、ストレージソリューションにポータブルエレクトロニクスデバイス向け"組み込み型SSD"というカテゴリを設けた。IDCリサーチマネージャーのJeff Janukowicz氏は「パフォーマンスを向上させながら小型・軽量の厳しいサイズ要求を満たすSanDisk iSSDドライブのような新しい組み込み型SSDは、OEMが次世代デザインでユーザー体験を高められるように設計されている」と語る。