台湾・台北市で6月1日、世界最大のPC総合見本市「COMPUTEX TAIPEI 2010」が開幕した。今年の会期は6月1日~5日の5日間。開幕前日には先行して大手メーカーのプレスカンファレンスなども開かれており、PC/ITの祭典は開幕初日にして既に大きな盛り上がりを見せている。

毎年おなじみの台北世界貿易センターの展示場

こちらは南港展覧館。広大な敷地に各社ブースがぎっしり

今年も昨年同様、台北市・台北世界貿易センターの展示場のほか、新設会場となる南港展覧館も利用した非常に大規模な開催となっている。例年だと自作PC関連の話題が最も"アツイ"わけだが、今年の下馬評では、アップル「iPad」に対抗するアジア勢の新製品の動向が注目の的となっているようだ。

左写真がASUS、右写真がMSIの前日カンファレンスより。やはり電子ブックリーダーやタブレットなどが今年の注目株のようだ。今のところ、NVIDIAの新型Tegraを採用する高性能端末なども確認できている

もちろん、自作PC関連でも新GPUの登場や、Intel/AMD/NVIDIAの最新情報の公開、いつもの"変り種"パーツなど、やはり期待は大きい。編集部では今年も、会期中のセッションや展示ブースレポートなど、総合的に記事をお届けする予定だ。

脱線するが、たまたま居合わせた南港展覧館前でちょっとした騒ぎに遭遇。FOXCONNの工場労働者問題の抗議か?