米NVIDIAは5月25日(現地時間)、ノートPC向けGPUの「GeForce GTX 480M」を発表した。ノートPC向けとしては初のFermiアーキテクチャを採用したモデルで、やはり同社としてはノートPCで初のDirectX 11サポートGPUとなる。

GTX 480Mでは前世代のノートPC向けGPUと比較して3倍のCUDAコアを搭載し、競合製品と比較して、DirectX 11でサポートされたテッセレーション処理で最大5倍のパフォーマンスを発揮するという。ビデオ再生でもトランスコーディングやアップスケーリング、リアルタイムでのクリーンナップ処理など、再生支援でさまざまなメリットを享受できる。またゲーミング向け機能としては、NVIDIA 3D VisionやPhysXなどが利用できる。

NVIDIAでは、同GPUを搭載した初のシステムがClevoからリリースされる計画だとアナウンスしている。