ASUSTeK Computerは、Intel H55 Express搭載のLGA1156対応ATXマザーボード「P7H55-V」を発表した。"Clarkdale"の開発コードで知られる、"Westmere"世代のCore i5などが内蔵する統合型GPUをオーバークロックできる機能が特徴。発売日は3月6日。店頭予想価格は13,500円前後。

「P7H55-V」

同社独自ツール「GPU Boost」を付属することで、CPU内蔵GPUのパワーアップが簡単にできるようにしたLGA1156対応ATXマザーボード。同ツールを使えば、CPU内部のGPUに対して、分かりやすいインタフェースで容易にオーバークロックと動作電圧の変更を行なうことができる。環境によって異なるが、最高で50%ほどの性能向上が可能だという。

ほか、電源回路の出力を制御する「EPU」チップ、過電圧からパーツを守る「Anti-Surge Protection」、約5秒で起動する簡易OS「Express Gate」などの各種独自機能群も装備している。

主な仕様は以下の表の通り。

■主な仕様
対応CPU Intel Core i7/i5/i3、Pentium G
ソケット LGA1156
チップセット Intel H55 Express
メモリ DDR3 SDRAMスロット×4基(最大容量16GB)、アンバッファードDDR3 2,200(OC)/2,133(OC)/1,866(OC)/1,800(OC)/1,600(OC)/1,333/1,066MHz対応
拡張スロット PCI Express (2.0) x16×1、PCI Express (2.0) x1×3、PCI×3
ストレージ SATA 3Gbps×6ポート(Intel H55)、PATA×1ポート(VIA VT6415)
ネットワーク 10/100/1000BASE-T×1(Realtek RTL8111E)
サウンド 8ch HDオーディオ対応(Realtek ALC887)
フォームファクタ ATX
映像出力端子 HDMI×1、D-Sub×1
その他 USB 2.0×6ポート(+ピンヘッダにより6ポートの拡張が可能)