日本サーマルティクは、左右非対称設計のデザインが特徴のハイエンドPCケース「LeveL10」(製品型番: VL30001N1Z)を発表した。同社の10周年記念のスペシャルモデルで、デザインはBMWグループのDesignworksUSAが協力したという。発売日は10月28日。価格はオープンだが、店頭予想価格は9万円前後。
内部はマザーボード、電源、ドライブなど、PCを構成する各コンポーネントを別々のボックスに搭載するようになっており、それらボックスがケース全体を支えるフレームに取り付けられているイメージ。それぞれのボックスが独自に吸排気するので、効率的に冷却が行えるというメリットもある。またコンポーネント間のケーブル類は、全てフレームの中を通っており、外部からは見えない仕組み。
主な仕様は、対応マザーボード規格がATX/マイクロATX、電源ユニットは非搭載で、対応電源規格はATX。主なケース素材はアルミニウム。ベイ数は5.25インチ×3、3.5インチ×6(2.5インチ共用)。拡張スロットは8基対応。冷却ファンはフロントに140mmファン(レッドLED)×1、リアに120mmファン(レッドLED)×1、HDD冷却用に60mmファン×2。本体サイズ/重量はW318×D614×H666.3mm/約21.37kg。フロントI/OはUSB 2.0×4、eSATA×1、オーディオ入出力。