リコーは27日、コンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL II」向け機能拡張ファームウェアの第五弾を発表。8月5日にリリース予定で、機能拡張ファームウェアおよび機能の使用説明書は、同社公式サイトより無償でダウンロードできる。
2007年11月に発売された「GR DIGITAL II」向け機能拡張ファームウェアは、2008年3月、7月、11月、2009年4月に公開されており、今回は第五弾となる。第5弾で追加される機能は以下の通り。
(1)再生モード時の表示ファイル記憶
再生時、前回の再生モード時に最後に表示したファイルが表示される。
※撮影を行なった場合は、撮影されたファイルが表示される
(2)ADJ.レバーによるワンプッシュ拡大表示
静止画の再生時にADJ.レバーを押すと、画像を拡大表示可能
(3)ワンプッシュ拡大表示倍率の選択
ワンプッシュ拡大表示を行う際の拡大表示倍率が選択可能
(4)再生モード時のダイヤル機能の選択
「ADJ.レバー:拡大コマ送り、アップダウンダイヤル:ズーム倍率変更」という組み合わせに加えて、「ADJ.レバー:拡大位置の左右移動、アップダウンダイヤル:拡大位置の上下移動]が選択可能
(5)マニュアル露出モード時のダイヤル機能の変更
ADJ.レバーで絞り値、アップダウンダイヤルでシャッタースピードの変更が可能
なお、今回発表された第五弾は8月5日の「GR DIGITAL III」の発売に合わせ、同製品で実現した新機能の一部をGR DIGITAL IIでも可能にしたもの。