Windows 7ではフォント周りに大きな改善が加えられたため、フォント管理をより簡便にすることを目的として、コントロールパネルのフォント設定画面を完全に一から再設計した。これはWindows史上初の試みだ。

フォント設定画面を大アイコン表示にしたところ

掲載した画面写真は新しいフォント設定画面を大アイコン表示にしたものだ。最大の変更点は、ラテン系言語、非ラテン系言語のフォントのいずれにおいても、フォントアイコンにフォントのデザインが表示され、それがどのようなデザインなのかがひと目でわかるようになったことだ。また、細かいところでは、インストールされているものの通常はフォント選択画面などに表示されない隠しフォントが、隠しファイルのように薄い色で表示されるようになった。使わないフォントを隠しフォントに設定し、どのフォントを日常的に使うかをユーザー自身が管理できるため、アプリケーションで使うフォントの選択が簡単になった。

またデフォルトでは、ユーザーが選択したロケールでサポートされている言語のフォントのみが表示される。たとえば、英語とフランス語を指定した場合はラテン語フォントのみが表示され、日本語を指定した場合は日本語フォントのみが表示されることとなる。これらのデフォルト設定を変更するには、フォント設定画面のフォントアイコンを右クリックすれば、隠しフォントにするかどうかをすぐに切り替えられる。

フォント設定画面を詳細表示にしたところ

次の画面写真は、新しいフォント設定画面を詳細表示にしたものだ。詳細表示は、従来のものよりもはるかに情報量が増え、フォントスタイルや隠しファイルか否か、フォントの作成者といった情報を使ってフォントの並び替えができるようになった。通常、日本語フォントの情報は日本語で記述されるというように、フォントファイルにはそのフォントの言語と同じ言語でのみ情報が付加されている。しかし、Windows 7ではすべての言語とフォントで利用できる手法が必要となったため、メタデータ(システム上でフォントの情報を保持するXMLファイル)から得られる情報とフォントそのものが保持している情報を組み合わせる新しいアプローチを採用することにした。