「GM-M8000」は、ゲーマー向けの各種機能を搭載した5ボタンスクロールレーザーマウスだ。2007年に発売されて人気を博したロジクールのフラッグシップゲーミングマウス「Logicool G9 Laser Mouse」と同じAvago Technologies製レーザーセンサ「ADNS-6090」を採用し、最大4,000dpiという解像度の高さを特徴としている。また、8KBのオンボードメモリを備えたプログラマブルIC「GHOST Engine」を搭載し、3つのプロファイルにそれぞれ5個ずつ、合計15個のプログラムマクロを登録できる。このほか、金メッキ加工を施したUSB端子とファブリックコーティングされたゲーミンググレードUSBケーブルも採用されている。

「GIGABYTE GM-M8000」

名称 「GIGABYTE GM-M8000」
実売価格 7,980円
解像度 400~4,000dpi(プログラム可能)
接続インタフェース USB
対応OS Windows 98/ME/2000/XP/Vista

エルゴノミクスデザインの本体は、マウスボタン側から手首側までなだらかなアーチ状のシェイプが採用されていて、手のひら全体でマウスを覆う「かぶせ持ち」をした場合は手の中にぴったりと収まるやや大きめのサイズとなっている。また、両サイドには、滑り止めのラバーが張り込まれた深いえぐり込みがあり、指先だけでマウスの左右をつまむように持つ「つまみ持ち」をした場合でもマウスのサイズをもてあますことなくしっかりとホールドできる。

なだらかなアーチ状のシェイプ。左サイドには「進む」ボタンと「戻る」ボタンがある

右サイトにはプロファイル切り替えボタンが配置されている

重量は145gとやや軽めな上、摩擦が少ないテフロン加工を施したソールと相まって、かなり軽快に本体を振り回せる。カーソルの追従も良好だ。重めの感触が好きな場合は、20g×1、6g×3の合計4個のウェイトを組み合わせて、6/12/18/26/32/38gの6通りに重量調整でき、軽めから重めまでオールラウンドに対応可能だ。最重量構成時の重量は183gとなり、まったくウェイトを入れない状態から一転、かなりずっしりとした手応えが感じられる。

滑らかテフロン底

ウェイトを入れる部位は手首側に用意されている

ウェイトは20g×1、6g×3の合計4個

マウス本体中央、スクロールホイールのすぐ手前に4段階で解像度の切り替えが可能な"Up & Down" DPI調節スイッチが配置されている。このスイッチを押すと、左マウスボタンの左端に配置されたLED DPIインジケータが赤く点灯し、現在どの段階に設定されているかがひと目でわかるようになっている。また、DPI調整スイッチは真ん中の部分に指がひっかかりやすい形状の突起があり、スクロールホイール側からと手首側からのどちらからでもスムーズにスイッチが押せる。さらに、付属の設定ユーティリティ「GHOSTソフトウェア」を使えば、各段階ごとに任意の解像度を100dpi単位で設定できる。なお、初期設定では800/1,600/3,200/4,000dpiに設定されている。

上下どちらからでも押せるな"Up & Down" DPI調節スイッチ

LED DPIインジケータ