「Office 2007 SP2」の公開日は4月28日

米Microsoftが、オフィススイート「2007 Microsoft Office system」のサービスパック第2版 (SP2) を28日に公開する。米国時間の14日、Microsoft Update Productチームの公式ブログに投稿された記事で明らかにされたもの。

2007 Microsoft Office system (以下Office 2007) のサービスパックは、2007年12月公開のSP1に続き2度目のリリース。今回はOpenDocument Format (ODF) 1.1のサポートを強化、Word / Excel / PowerPointでODF v1.1準拠の文書を開き、保存することが可能になる。対象となる文書フォーマットは、OpenDocument Text (.odt)、OpenDocument Spreadsheet (.ods)、OpenDocument Presentations (.odp) の3種。

PDF / XPSのサポートも見直され、これまでアドインとして提供されていた保存機能はデフォルトで提供される。描画コンポーネントの改良により、グラフィックオブジェクトを多数含む文書の処理速度と印刷精度が向上する。Excelへのレポート送出機能の追加 (Access) や、他のMicrosoft製品との相互運用性向上 (Visio) など、多くの機能の改良が行われている。

Office 2007 SP2は、3月にリリースされた「Internet Explorer 8」に正式対応する。動作対象システムはWindows Vista SP2とWindows Server 2008 SP2、Windows 7とWindows Server R2。なお、日本語版Office 2007 SP2の提供開始時期は未定。