パナソニックは8日、HDD搭載ハイビジョンDVDレコーダー「ハイビジョンディーガ」の新シリーズとして、HDD内蔵で地上デジタル専用モデルのDMR-XE1を発表した。発売は4月25日で、推定市場価格は5万円前後。

HDD搭載ハイビジョンDVDレコーダー「ディーガ DMR-XE1」

同製品は、地上デジタル放送のチューナーとして使う際に、テレビのリモコンと同じ感覚でチャンネルを切り換えることができるダイレクト選局ボタン付きの「新かんたんリモコン」を搭載した。また、「新スタートメニュー」の採用により、HDDに記録した番組やディスク・SDカードなどそれぞれの項目が表示され、見たいコンテンツを選択するだけで試聴できる簡単操作を実現している。

また、見たい番組がすぐに見つかるプレビューウィンドウ搭載「録画一覧」、チャプターマークを自動作成可能な「オートチャプター」、ビエラのリモコン1つで快適操作できる 「VIERA Link(ビエラリンク)」対応、ワンボタンで録画予約・予約取り消しが行える「かんたん予約」機能、出演者や番組名で検索できる「フリーワード検索機能」、ドラマをまとめてダビングできる「シリーズ一発ダビング」、時間がない時の番組チェックに便利な 「1.3倍早見再生」、デジカメ写真を楽しめる 「フルハイビジョンテレ写」対応など、地上デジタルチューナーとしても、DVDレコーダーとしても使いやすい機能を搭載している。

新世代システムLSI「UniPhier(ユニフィエ)」を採用し、MPEG-4 AVC/H.264エンコーダー「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載することにより、DVDに約2時間10分(HLモード録画時の目安)のフルHD録画が可能で、フルHD画質で映画1本を丸ごと録画することができる。さらに160GBのHDDに最長約80時間(HLモード録画時の目安)のフルHD長時時間録画が可能となっている。また、奥行き242mmのコンパクトデザインで、省スペースで設置することができ、待機時消費電力も0.3Wを実現したエコ設計となっている。