米Western Digital (WD)は1月27日 (現地時間)、3.5インチSATA HDD「WD Caviar Green」シリーズに容量2TBの「WD20EADS」を追加した。

WD20EADSには、WDの500GB/プラッタ技術が採用されており、プラッタの記憶密度は400Gb/平方インチだ。キャッシュは32MB。米国では出荷開始済みで、希望小売価格が299ドルとなっている。

WDによると、PCユーザーのメディアライブラリの拡大やビデオアプリケーションの利用増により、すでに3.5インチHDD販売の10%程度を1TB以上のモデルが占めているという。一般コンシューマの間ではパフォーマンスよりも容量を重視する傾向が強まっている。

Caviar Greenは、IntelliSeek、NoTouch、IntelliPowerなどの技術の組み合わせにより、低消費電力と低発熱を実現している。WDはデスクトップ向け内蔵HDDとしてGreenのほか、幅広いパフォーマンス機能に対応できるBlue、パフォーマンス重視のBlackを用意している。