ローランドは、電子アコーディオン「FR-1」シリーズ、2タイプを30日に発売する。価格は共にオープン。

Vアコーディオンシリーズで最小のボディのエントリーモデル「FR-1ピアノ鍵盤タイプ」(左)と「FR-1ボタンタイプ」(右)

FR-1シリーズは同社の電子アコーディオン「Vアコーディオン」の中でも最もコンパクトなボディのエントリーモデル。上位モデルと同様に、アコースティック・アコーディオンの発音原理を忠実にモデリングし、高感度センサーで蛇腹の空気圧を検出して自由に表現できる専用のPBM音源を搭載する。さまざまなアコーディオン音色を7セット搭載するほか、10種類のオーケストラ音色を搭載してアンサンブル演奏も可能。4セットのパーカッション・サウンドを左手で演奏することもできる。右手パートには新機能としてオルガンモードを搭載し、ロータリー・エフェクトも使用できるハーモニックバー・オルガン・サウンド4タイプを用意。

同製品は、ピアノ鍵盤タイプとボタンタイプを用意し、本体に右手26鍵(ボタンタイプは62ボタン)、左手72ベース・ボタンを搭載する。専用ACアダプタのほかバッテリ駆動にも対応し、単3電池8本で約5時間の演奏が可能だ。本体には4曲の練習曲が内蔵され、アコーディング演奏の基本動作を学ぶことができる。FR-1ピアノ鍵盤タイプのサイズは365(W)mm×195(D)mm×395(H)mm、重量は5.5kg。FR-1ボタンタイプのサイズは365(W)mm×195(D)mm×375(H)mm、重量は5.5kg。